みなさん、干し芋って食べます?
私、干し芋大好きなんです!
甘くて、ちょっとねっとりしてて、食べ応えもあって、持ち運びもしやすいし♡
市販のお菓子買うぐらいなら断然干し芋の方が体にいいし♡
でも干し芋って結構高くないですか?
買い物している時にスーパーで見ては「欲しい」と思うけど、量の割には高い(?)と思って、買う勇気が出ない。
でもちょっと勇気出してみて買った干し芋は硬すぎて食べにくかった。とかもあってなかなか干し芋買う勇気がなかったんです。
でもこの前、よく行く商店街の八百屋さんに言ったら、そこに干し芋が売っていたんです!
しかも一パック250円 グラムにして322gです!
ちょっと買ってみようかな~と思って買って食べたらおいしい!
柔らかく、甘すぎず、食べやすくて◎でした(笑)
美味しくて更に干し芋に対して興味を持ってしまったんです☺
目次
干し芋って?

「干し芋」さつまいもを蒸して、干したもの。
確かにそうです。さつまいもを干す事で栄養は凝縮され、更に栄養価が上がるといわれています。
なら、もともとのさつまいもにはどんな栄養があるのでしょうか?
サツマイモの栄養
さつまいもはお芋の中でもとても優秀な食べ物といわれています。
中でも食物繊維がとても豊富。
「さつまいもを食べるとガスが出るので、好きな男性の前では食べられない」と昔からよく聞きますね。
それさつまいもには整腸作用成分がとても豊富だからなんです。
それぞれお伝えしていきますね。
〇食物繊維
食物繊維には2種類あります。「水溶性食物繊維 (水に溶ける)」 と 「不溶性食物繊維 (水に溶けない)」です。
さつまいもは両方の食物繊維が含有されていますが、「不溶性食物繊維」の方が多く含まれています。
この「不溶性食物繊維」は、水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激するのでぜん動運動を活発にしてくれます。
そのお陰で便通がよくなります。
〇ヤラピン
余り聞いた事はないのでしょうか?
「ヤラピン」とはさつまいも独特の栄養素で、胃の粘膜を保護したり、便を柔らかくしてくれて、便通をよくする働きをしてくれます。
さつまいもを切った時に、白い液体が出ているのを見た事のある人はいますか?
あの白い液体がヤラピンです。
便通をよくしてくれ栄養だったんですね。
昔、さつまいもで料理をしようと思った時に、さつまいもを切ってみると、このヤラピンが結構溢れていたんですね。私はそのころ、この白いのが体に良い事を知らなかったので、「腐って!?」と思って捨ててしまった事があったんです。
それを思い出し、もったいない事をしたともう何年も前の事を後悔しました。
みなさんも間違えないで下さい! 白い液体は腐っているのではありませんよ(笑)
〇カリウム
さつまいもにはカリウムも含まれています。
「カリウム」とは、体の余分な水分を外に出してくれる作用があります。ですからむくみに効果的。
「よくむくむ」という人は意識してみて下さいね。
〈カリウムを豊富に含む他の食べ物〉
お魚・ホウレンソウ・かぼちゃ・バナナ・海藻類 などです。一緒に摂れば効果倍増ですね☺
〇カロテン
カロテンといえば人参という人もいるのでは?
カロテンは皮膚や粘膜の助けになってくれる他、免疫力を高めてくれたり、まらアンチエイジングにもいいとされている栄養素。
皮膚や粘膜という事で目にもいいそうです☺ またもちろんお肌にも♡
〈カロテンを豊富に含む他の食べ物〉
人参・ほうれん草・かぼちゃ・ピーマン など。
〇ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用があります。
抗酸化作用は老化や病気を引き起こす活性酸素を除去してくれる役割があります。
女性の強~い味方です☺
〇ビタミンC
ビタミンCも含まれているさつまいも!
ビタミンCはいわずと知れた、女性にとってお肌に欠かせない栄養素。皮膚や血管にとって必要な栄養素。またコラーゲンを作るにもビタミンCは欠かせない栄養素です。
そして、これも体に嬉しい抗酸化作用もあります。
プラス免疫力を上げてくれるのもビタミンC。
このコロナ禍、まだまだ収まりそうにもない中、尚更しっかりビタミンCを摂って体を強くしてあげないと、いつかかってもおかしくない状態です。
この冬はビタミンCを多く含んだ食べ物が旬の時期。さつまいもだけでなく、ぜひ他の食べ物からも積極的に補給して下さいね。
ここで朗報なのが、ビタミンCって熱に弱いですよね?
でも!さつまいものビタミンCは熱を加えても壊れないんです!
それは? さつまいもに含まれるでんぷんが守ってくれるから!です☺
〈ビタミンCを豊富に含む他の食べ物〉
ネーブルオレンジ・レモン・温州みかん・キウイフルーツ・イチゴ・パプリカ・ブロッコリー など。
〇ビタミンB1
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えてくれる働きがあります。食べたものをちゃんと栄養に変えてくれるんですね。
また、糖質を栄養としている脳や神経にも作用があります。
昔「脚気」という病気が流行ったというのは聞いた事がありますか?あれはこのビタミンB1が不足した事によるそうですね。
昔、江戸時代の頃ぐらいから、雑穀米から白米に変っていき、またおかずはほんの少ししか食べなかった事により、ビタミンB1が不足し、脚気が流行したそうです。
ビタミンB1が不足すると、ひどい時には死に至る事にまでなるとか。
〈ビタミンB1を豊富に含む他の食べ物〉
玄米・お蕎麦・豚肉・豆腐 など。
さつまいもの栄養素はざっとこんなものでしょうか。
さつまいもには他にも色々な栄養素が含まれていて、昔食糧難だった戦時中などに、栄養高のさつまいもは日本人の万能食となり、さつまいものお陰で生きながらえた人は多かったそうです。
干し芋にしてみたら?

なら、この万能食であるさつまいもを干し芋にしてみたら更にどんないい事があるのでしょう?☺
さつまいもを干し芋にすると。。。
・食物繊維 約2倍
・カリウム 約2倍
・マグネシウム 約2倍
・カルシウム 約1.5倍
・鉄 約3倍
に栄養素がアップしています。
干す事で栄養が凝縮するんですね。もちろん甘味もアップ!
それに干し芋は日持ちしますし腹持ちもいい!
因みに干し芋の周りの白いのは糖分です。芋の中の糖分が干すことによって表面に出てくるそうです。
さっきの誰かんさんの様に間違えないで下さい(笑)
干し芋は甘味もしっかりあり、また大きさもギュっと小さくなる事から携帯しやすくて、実際私は干し芋をおやつの代わりに持ち歩いています☺
現代の女性には本当いいおやつだと思いませんか?☺
おしまいに

今回、さつまいも・干し芋をフォーカスしてみました!
今の季節さつまいもは旬な食べ物でもあります。
旬のものを食べる事は、その季節、またはこれからやってくる季節の準備にもなります。
例えば今なら秋~冬の旬のものを食べる事で風邪をひきにくい体を作ってくれたり。
実際。免疫力を上げるビタミンが豊富な食べ物はこの冬が旬なものが多いです。
また旬だからこそ、ですが、旬ものは美味しい!
そして他の季節に比べて安いですよね☺
良い事づくめの旬もの、今日がさつまいものお話でした☺
それでは、また…♡