今回は入浴編です。
みなさんはちゃんと湯舟に浸かっていますか?
昔から日本人は欧米と違て湯舟に浸かる習慣があります。
その理由は「日本人がきれい好きだから」というのはよく聞くとは思うと思いますが。
権威ある先生も毎日入浴するこの文化のすごさを提唱し、最近‶お風呂離れ‶が増えてきている事に懸念を示している方も少なくない様ですね。
この「入浴」についてみていくと、ただの‶清潔好き‶だけではなく、‶全て‶において「日本人はきれい好きなんだ」と思わせてくれます。
現代は科学が発展して色々な事がわかってきていますが、昔の時代そんな科学の様に照明してくれるものなどなかったのに(入浴だけではありませんが) ずっと続いているこの文化と先人の智慧のすごさに改めて、感動しました。
このシリーズ「チークいらず…」の美に関することはもちろん、この入浴については多方面から「きれいになれる」要素がたくさんあります。
ここを意識してお風呂に入ってもらうとまた何か違ってくるかもしれません。
目次
入浴・湯舟に浸かる効果
「7大入浴効果」
①温熱作用
②静水圧作用
③浮力作用
④清浄作用
⑤蒸気・香り作用
⑥粘性・抵抗性
⑦開放・密室作用 参考資料:日本入浴協会
湯舟に浸かる事はこの7つの効果があります。こういう ‶7大効果‶ と呼ばれているのは知らなかったとしても、湯舟に浸かっていればきっと体験していると思います☺
私なりにこの7つをお伝えしますね☺
「7大入浴効果」って?
①「温熱作用」
湯舟に浸かる事で体の血流がよくなります。血流が良くなると、体の老廃物や疲れが外に排出されやすくなります。その分疲れもとれやすくなります。
よく聞きませんか?「湯舟に浸かった方が疲れがとれる」と。湯舟に使い血流が良くなるのので疲れも取れやすくなるんでね☺
②「静水圧作用」
湯舟に浸かるとその分の水圧を受けます。その水圧はマッサージの様な作用があり、むくみにも効果的だといわれています。体は肩まで浸かった方がしっかり温まりますし、また水圧効果もあり、血流改善にも温熱作用と合わせて効果的。
③「浮力作用」
体は一日ずっと重力を受けています。湯舟に浸かると浮力で体重は約10分の1にまでになるそうです。一日疲れた筋肉や関節が緩むとき。私も湯舟に浸かると毎回「はぁ~」と声が漏れます。それだけ体が、また心もリラックスするんでしょうね。
④「清浄作用」
シャワーでは落とせない汚れを湯舟に浸かることで体が温まり、それにより毛穴が開きます。毛穴が開くことで毛穴の汚れが流れ出ます。
⑤「蒸気・香り作用」
お風呂での蒸気は喉や体を潤してくれます。特に今の時期、冬は空気が乾燥して喉を傷めやすいです。喉が乾燥するとバリアーが働きますが、乾燥するとそこからウィルスが入り込み炎症を起こして風邪などになります。
今、このコロナ騒ぎの中でただの風邪をひく事さえも大事になってしまう。うかうか風邪もひいていられませんね。
また冬至にゆず湯に入る方もいらっしゃると思いますが、ゆず湯や入浴剤の香りもリラック効果があります。
⑥「粘性・抵抗性」
水の中にいると抵抗力を感じませんか? と、粘性というのは、水分に関して「粘り気あるー」と感じた事ってないと思います。蜂蜜みたいに。でも厳密には粘り気があって、2つの性質が湯舟でちょこっとストレッチをするだけでも効果的なんだそうです。空気中より抵抗が大きいのでストレッチ、または運動には効果的ですね。
⑦「解放・密接性」
お風呂に1人で入る空間はストレス軽減効果があります。「ホッ」としませんか?☺リラックス効果ですね。
7大効果のご案内でしたが、いかがでしょうか?改めて湯舟に浸かる事が体にこれだけの効果があると知る事ができれば、湯舟に浸かる事で体や美に対してプラスになる事が納得できるかな?と思います。
お湯の温度
さて、じゃあお風呂に入ろうと思った時にどれくらいの温度がいいのか迷いませんか?
よく40℃ぐらいがいいといいます。
本当に40℃でいいのかな? 江戸っ子さんだと40℃だと「ぬるい!」というかもしれませんね(笑)
そこで、3種類ほどのお湯で試してみました☺
38.0℃~38.5℃
40℃より少し低めのお湯の温度で入浴。
結論から言うと私としてはこのお湯は、、、「寒い」
と思うほどでした。湯舟に浸かっても「寒い」(笑) お湯の中で両腕を抱きかかえていました(笑)
結構寒かったので途中我慢できなくてお湯を継ぎ足してしまったぐらいです。
39・5℃~40.5℃
この温度は自分としてちょうど良かったです。
湯舟にはゆっくり浸かる方がいいといわれています。時間にして15分ぐらいといわれていますね。
この温度ならそのぐらい浸かれました(笑) し、上がった後も心地よい暖かさでした。少し熱めのお湯で入ると疲れてしまっているんですよね。暑すぎて心臓に負担がかかり苦しくなります。
ですが、このくらいのお湯の温度なら体に負担もなく、上手く表現出来ないのですが「ほわ~」と温かいもので包まれている様な感じでした(笑)
42.0℃以上
このぐらいの温度は疲れました(笑)
先ほども言いましたが、湯舟に15分ぐらい浸かった方がいいという事で、15分も入れなかったと思いますが、がんばって浸かろうと努力したんです。でも熱いのでずっと浸れず、何度も出入りしていました。
そのせいもあり、ゆっくりも出来なかったので気持ち的にもあまりリラックス出来ませんでしたし、もちろん体も熱すぎるので心臓に負担がかかってしんどかったです。せっかくのお風呂がリラックスどころか、かなり疲れてしまいました(笑)
お布団に入っても体が熱すぎて落ち着きませんでした。この時はお布団に入ったのも少し早かったですが。
自分的結果
個人差はあると思いますが、やはりお湯の温度は40℃前後がいいのでしょうね。
負担も少なくゆっくりとお湯につかれますし、じんわり温まるので、その分湯冷めもしにくくお布団に入ってもとても気持ちいいんですよ☺
おしまいに
いかがでしたか?湯舟に浸かるってすごい効果があるんだ!と思えてもらえたら幸いです☺
私も最近まで毎日湯舟に浸かる事はしていませんでした。毎日仕事から帰ってきてお湯をはり、また入った後に掃除をしなければいけないのが面倒だったからです。だからずっとシャワーで済ませていました。
そんな暮らしを15年ぐらい続けていたのですが、今湯舟に浸かる様になると、疲れても入ろうと思う事の方が気持ちが強くなって毎日入る様になれたんです。
もちろんこう思えるようになるまで最初の方は「面倒」との闘いでしたが、そこは我慢して続けてみたんです。それを続けていると「面倒」から「お風呂沸かそう」と苦なく思える様になれましたね☺
体も心もリラックス出来ますし、やっぱ気持ちいいです!☺
お風呂に入る事は血流を促進し、血行もよくなります。
血流・血行がよくなる事は美と健康にとって欠かせない事ですし、ここが悪くなるのは病気も始まりだとも私は思います。
肩こりが日常茶飯事になってしまって甘くみていると後で大変な事になるかもしれません。もちろん美にとっても大敵です!
入浴していなかった、「毎日はちょっと」と思っていたのなら、ぜひ毎日入浴する事を習慣化して下さいね!将来の自分にとっての大事な投資だと思います!☺
と、お風呂について別の記事も上げていますのでよければこちらもご覧になって下さい☺
それでは、また…♡