お見合いってどう思いますか?
お見合いといっても今は婚活をイメージしやすでしょうか?
でもまだまだ「お見合い」や「婚活」について引け目を感じている人も多いんじゃないかな?
まだ婚活ということばもなかった頃は、お見合い結婚が主流だったそうです。プラス、職場内結婚も多く、一番多い時でこのお見合い結婚と職場結婚を合わせて7割ほどだったそうですよ。
この7割、職場結婚はお見合いとは言いませんが、上司に紹介してもらったなど、この当時はよくあったようで、恋愛結婚になるかもしれないけど、きっとこの上司のお膳立ては大きかったんじゃないでしょうか?
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ひと昔前も、恋愛結婚でうまくいく率は今と変わらない?
ひと昔前、一番全盛期だったころは日本は結婚率100%だったそうです。みんなが結婚していたようですね。そう考えるとすごい数字です。
それは日本が明治民法の「結婚保護政策」によるものだそうです。
「結婚保護政策」が制定され、家同士の結婚という、武家社会の中で成立していた結婚制度が一般庶民に取り込まれたのだそうです。
そこから、結婚率が上がり全盛期にはみんなが結婚出来ていたそうです。その結婚に大きな役割を果たしていたのが「お見合い」
明治以前の江戸時代の結婚模様はこの現代とさほど変わらなかった様子。
結婚しているとはいえ、夫婦別姓で女性も仕事をしており、また結婚しても財産は夫のものは夫、妻のものは妻と分けられていたようで、今よりもお互い自立していた存在同士が一緒になっていたそうですね。
昔を考えると、今の共働きや女性の立場より昔の状況の方が厳しかったのかもしれません。
だからこの時代も今と同じ様に、未婚率も離婚率も高かったそうです。
それを変えたのがさっきお伝えした明治民法の制定によるものです。
実質このお見合い制度ができたから、日本はみんな結婚出来て離婚率も低かったんです。
戦前戦後のお見合いでの結婚率は7割
いくらひと昔はお見合いが多かったといっても感覚的にはこの現代の感覚である「恋愛結婚」を彷彿させてしまい、「いっても昔はみんな結婚できてたし~」など思ったりしませんか?
現代は恋愛結婚が支流です。割合としては約8割だといわれています。
でも結婚してもその分の離婚率も高い。いくら結婚できても続かなくては離婚の数字が増えて、「結婚数」もマイナスになっていくばかり。
そういう意味ではお見合いなくしては、今も昔も結婚率はそう変わらないといえると思います。
この「結婚保護政策」という制定と、「お見合い制度」があったからみんな結婚出来ていた。
という事この現代で恋愛主流になり、恋愛ドラマも多くすごく色々なとこらから影響を受けているので、「私は恋愛もまともにできないのか」「だから結婚も出来ないんだ」と考えてしまったり、女性として必要以上に自信を無くしたりしている人もいると思いますが、
そんな落ち込むことでもないんじゃないかと思うんです。
江戸~昭和初期の結婚観
「昔の人は奥手だったから…だから、お見合い結婚が…」とも思ったりもしましたが、先ほどお伝えしたように、「お見合い」は制度によるものと、江戸時代以前はお武家様の中でのお話。
お武家様はその当時の人口の1割にも満たなかったそうなので、殆どの人々はお見合い制度などなかったと思います。
それに、お武家様以外の多くの町民や農民は、江戸時代は自由恋愛の上での結婚だったらしいですし、な~なんとなく私のイメージなんですが、この時代は奥手どころか逆に奔放だったイメージの方が強いんですね笑
男性も女性も笑
実際そういう情報もあります笑
ま、だから離婚率も高かったのでしょうが、今みたいに法的縛りもありませんし、その点も現代より自由だった分離婚率は高かったんでしょうね。
時代は変わっても数字は変わらない
昔だからといって「みんな奥手だった」訳でもないと思うんです。「昔」というより「時代」なんじゃないでしょうか?
今は恋愛結婚の時代ですが、時代が変わったからといって、人間が時代に合わせて生まれてくるわけではありません。確かにその時代時代の影響は受けますが、かといって自分が「結婚する資格もないんだ…」など過度に落ち込んだりすることはないんです。
私だって、母親世代の時代に生まれていたら、お見合いして結婚出来ていたかもしれない。
こういった事を考えると、昔も今もお見合いなしでの自由恋愛での結婚率でうまくいくのは3割ほどになり、そう変わらないんです。
時代が変わってもここはあまり変わりがありません。
ひと昔前にほとんどの人が結婚出来ていたのは、お見合いや上司からのお膳立てという周りのお薦めがあったから。
今はその「お見合い」と「職場結婚」が激減しているからなんです。
職場結婚は今や「セクハラ」「パワハラ」といわれる時代になり、仕事でのそういった問題が起こらな様に皆さん注意しているため、職場恋愛も激減しています。
結婚に関して、江戸時代と現代が似ていることから、もしかしたら時代が回ってきたのかもしれません。江戸は戦乱の世の後にやってきた太平の世でもあります。
現代とそこも似ている様な?
もしかしたら、もう少ししたらまた「お見合い全盛期時代」がやってくるかもしれません。
今も続く少子化問題もありますし。結婚率が上がり出生率も上げることは、結果今の日本を助ける事になりますので。
お見合いが恥ずかしと思う必要はない!
今の時代、「自分で結婚相手も見つかられないから」と思ってしまうのか、まだまだ特に私たち世代の人は結婚相談所に行っているというのが恥ずかしいと思う人も少なくないようですね。
だから相談所などに通っていても人に言えないという人も多いんだと思います。
ただ、そこは何も恥ずかく思う必要はないんだと思うんですね。
お見合いが多かった時代というのは、それだ自分で異性と結婚まで出来ない人が多かったからお見合いが支流だったんでしょう。
「草食系」とは言いますが、ある意味昔も「草食系」は多かったと思います。(今の草食系の様に全部なよなよしてるわけではなく、女性に対して奥手だったという意味で私はそう思います)
今も昔も恋愛結婚率にそう変わりがないというのはそういう事なんじゃないですか?
だから恥ずかしいなんて思う事もないし、結婚相談所などに対しても同じことが言えると思います。
というのと、相談所で出会う人が「頼りない」や「…なんかちょっと…」と思う事もないのです。
だって、こういう言い方どうかなと思いますが、圧倒的に ″そうでない人″ が多いというのがこの話でわかって頂けるかなと思います。
変な偏見は捨てた方がうまくいくと思いますよ。
今も昔も同じ。いい男性はほんの少し。しかも年齢も加味してさらにそういう人との出会いは万に一つもないような状態になってしまっているんです。
なので、目の前の男性の文句を言うのではなくて、その人をいい男性に育てるのが女性の役割でもあるのです。
男性は女性次第。
だから結婚をしたいのなら、相談所に行ってようが、お見合いをしようが堂々としている事。変なとことで自分を下げたり、また逆に自分を上に上げるのも違います。対等ででいる姿勢を大事にし、その気もちでいれば、人としての魅力も上がっていくとも思います。
結婚相談所やお見合いを考えるなら、真剣に覚悟をもって
結婚相談所はこちら側がお金を支払っている分、お断りするときも親戚の紹介などとは違ってお断わりはしやすいと思います。
たっくさんの会員の中から選ぶこともできるので、恋愛感覚になってしまうかもしれません。それに「自分が選ぶ」という考えが調子に乗ってしまう考えになってしまう事もきっとあるでしょう。
いくらプロフィールの情報もわかり、また自分が多くの方から選ぶ状況になることで、相手の条件を自分都合や、理想を高くしたりしている事はありませんか?
自分都合だったり、理想が高くなっているなら、自分がその都合や理想と同じレベルの人間でないと、最低でもそういう人は現れてくれないでしょう。
自分がレベルアップするか、レベルを下げるかになります。
そういった点や、自分の長所や短所、自分がどういった人間なのかをある程度わかっていないといけません。また自分の性格が誰かと一緒にいる事を考えた時に、 ″良くない面″ があるなら、そこを我慢したり、直したりする覚悟を先に持っていないと、
現実が見れずに高いお金の払い損になってしまうかもしれません。
恋愛相手を見つけに行くような感覚だとズレが生じたりして上手くいかなくなるかと思います。
そう思うのは私の失敗もあるから。
自分を全部見て、自分の今の気持ちがお見合いをしたり、婚活をしたりするのにいい時なのか、今一度向き合ってみて下さい。
それでは、また…♡