
こんにちは(^^)
昨日は晴れの日、「成人式」でしたね。今年の成人は122万人だったそうです。
私も(笑)2度目の成人式を迎えてしまいました(´;ω;`)なんせ独身なんでまだ振袖は着れます(笑)
と言っても着ませんが…振袖は″若い未婚女性の″ですので…
もしかしたら、こちらを読んで下さっている方の中には「こどもが成人式でした!」という方もいるかもしれませんね…。それを考える自分が少し悲しい…(´;ω;`)
成人式に振袖を着るのはなぜだかご存じですか?といっても私の様なアラフォー独身女性には関係ないかもしれませんが…(;’∀’)
私の勝手な思いからですが、この年齢になってきて「着物」に対する意識が大きくなってきています。
亡くなった祖母は、呉服問屋の息子(祖父)と結婚をし、自らも多くの着物や小物を色取り取りの美しい生地から縫いあげていました。今改めて祖母の残してくれた着物を見ると、殆ど着物を着なくなったこの現代に、本当に艶やかできれいな柄や色彩を見て凄く勿体ないと感じています。

それに、着物は女性としての姿勢(心の面も)を育んでくれるものだと思います。着物を着ると気持ちがピン!としませんか?着た事がない、または覚えていなくとも想像できると思います。実際背筋がピン!とします(^^
また歩き方や立ち居振る舞いもお上品になりますね。
着物を着て大股では歩けないですし、自然と動きも小さくおしとやかな振舞いになると思います。
和風水プログラムでも、女性陣には着物をお勧めされるんですよ!(*^^*)
もっと上品になれ!って(笑)主に私が言われています(笑)主にじゃなく″私だけ″かな?(笑)
内面も外見も女性らしくお上品でありながら、女性の持っている強さも表現できる。そんな着物が現代ではほぼ着られる事がない。
観光向けに着物レンタルなどはありますが、日本人より外国の方が着ている姿のほうがよく見ます。
それに以前聞いた話ですが、一意見に過ぎないのでしょうが少し悲しく思ったのが、外国の方が「外国人より(日本人の方が)着物着ないのね?」とうことを聞いた事があります。
そんな思いもあり、かなり強引ではありますが(笑)、成人式に操かって今回は着物のお話をしたいと思います。(*ノωノ)
振袖

先にも言いましたが振袖は未婚の若い女性が着るものであり、着物の中では″第一礼装″と言われている、洋服でいう″フォーマルドレス″に当たります。
数ある着物の中で最も華やかで格式高い着物とされているそうです。
振袖の袖の長さは一種類ではなく、二三種類あるのですよ!
この長さが長いほど格式が高いといわれているそう。また長い袖は美しく華やかです。
ちょっとここで面白い話を(雑学にどうぞ!笑)
例えば「勇気を出して告白したのに振られちゃった~」とか
「もうどうしようもないから彼の事振ったの!」などの会話に出てくる「振られた」「振った」
この語源がこの振袖からきているって知っていましたか?(笑)
江戸時代は女性から男性に思いを伝えるのは禁じられていたそうです。そんな時代に踊り子たちが袖を振ることで愛情表現をし、袖にすがることで哀れみを表現していたそうです。
その愛情表現として、男性側から思いを伝えられた時にyesなら袖の袂(たもと)を左右に振る。noなら袂を前後に振る。
というところから来ているそうです(*^^*)面白い。(え、私だけ?(-“-))
既婚女性の着る一般的な着物の袖が短いのは(留袖)結婚しているので男性に「振る」の表現をする必要がないので短いとも言われています。
他の理由としては、袖が長い為に動きづらく日常生活には着づらいので、振袖はそういったお祝いごとの着物とされていたそうです。
振袖は華やかで艶やか。女性にとっての求愛アイテムだったみたいですね(^_-)-☆
振袖を成人式に着る理由は?

振袖が第一礼装とされたのは、袖を振る仕草が「厄払い」「清めの儀式に通じる」といううところから「人生の門出において身を清める」ともいわれているそうです。
日本は古くは、男子の成人の儀式として奈良時代より「元服」
女性は平安時代から「裳着(もぎ)」という成人を祝う「通過儀式」というものがあったそうです。
どちらも12歳から16歳にかけて行われていた様子。
その当時は着るものを変えたり髪型を変えたりするものだったようです。
振袖を着る様になったのは意外に最近であり、明治時代からだそうです。
そして今の成人式の始まりは第二次世界大戦後の「青年祭」からのものなんだそうですよ。
「青年祭」とは、
戦後まだ間もない、1946年、埼玉県の現 蕨市で開催され、それが全国に広まり、1949年の1月15日が「成人の日」と制定されたという説があるそうです。
歴史は思ったより浅いのですね。
ですが、そこに込められた気持ちはとても切実なものだったと思います。
戦争後何もかもなくなって、そんな時のこれからを担う若者たちにという想いだったのだと思います。
着物(和服)を通して女性らしさを…✿

いかがでしたか?
今回は勝手に簡単に振袖と成人式のお話をしみましたが、あまり興味ないでしょうか?
ですが、せっかく日本の女性として今ここにいるのですから、着物の事や、それに携わってきた歴史をちらっと覗いてみるのもいいものでは?と思います。
人として、女性としての魅力アップにもなるかと思いますし、この様な話ができると「おぉ!」と思われるかもですよ!(*^^*)
何より、自分の大きな財産になると思います。
今、着物の価値は下がっているといわれています。以前はどんなに高級な生地も織物も…。
最近ではよく、安く端切れを販売しているお店も目立ちますよね?それ自体が悪いとは思いませんが、着物の価値が下がってしまっている事でこういう現状もあるのかな?と思うと悲しくなる事もあります。
今頃になって、今だから思うのでしょうが、祖母から着物を教わっておけば良かったと思います。
生意気ですが、日本の伝統文化である着物について少しでも触れて頂きたいなと思い、今回はこちらを上げさせて頂きました。
女性らしさを生かすには和服だと和風水プログラムの先生からもお墨付き頂いておりますし!
それでは…♡